健康という宗教&権力にひれ伏す人たち

どのメディア、どの人に会っても「健康」を話題にされることが多いです。
ストレスは心疾患につながるとか、 ○○は肌や若返りにいいとか、 脳にはこの食品と運動がいいとか、
当然、ダンスをやってるあなたなら関心あるでしょ? というスタンスで話しかけられますが、
基本私は健康に興味ありません。 それは、私がべつに不自由なく、元気に暮らしているからです。
私だって、腰が痛くなれば治療に行くし、 ストレスで胃が痛くなれば、休養しようとか思いますが、 そういう不調がないのに、何故そこまで過剰に「健康」に意識を向けすぎなきゃいけないのか?
健康=絶対正しい
みたいな思い込みが、政治的、経済的な思惑から蔓延しているように思います。
私は自分の体は自分のもの、という意識が強いんでしょう。
だから、他人から困ってもいないのに、食品やサプリや療法を当然のごとくすすめられるのはイヤなんですよね。
私の体に勝手に介入するな、という感じですね。領海侵犯みたいな。
私は基本、興味も必要性も今ないのに、「健康」が人類共通の関心事みたいな真実みたいな押し付けがましさで言われるのはあまり楽しいものではありません。
私の体は私の物、だから、私が判断すればいいじゃないか?
結局みんな、自分が大切とか、言いながら 自分の体でさえ「医学」や「科学」の権威に好き勝手利用されてても気にならないんでしょう。
そんなことをいうと 「知らない間に病が忍び寄ってくるんだ。」とか、 何だか前近代的な悪魔のようなものを連想させるかのような、脅し文句を言ったりする。
そもそも「健康」ってどういうものなんですかね?
長生きすること?
でも、寝たきりや脳死の場合でも長生きがいいのか?とみんな疑問に感じながら「これをすれば、寿命が2年縮む!!と言われると、おびえるという矛盾。
そもそも、その人の寿命が何歳なのかなんて、分らないのに、どうやって2年寿命が短くなったなんて、非論理的なことが言えるのか?
心の健康が大切だ!
とかいいながら、よくわからないメタボ基準とかで、人を不安にさせたり、「太る人はダメ人間だ!」みたいな人格まで否定したり。
そうやって、人を健康という枠で区別し、判定してる権力って何なんですか?
そんな、中途半端な不安をあおって得をするのは誰なんでしょうね。
健康=そこそこ正しい
でいいじゃない。
知り合いに医療関係者が多いのですが、医療関係者程、医者を信じてないなと思うことが多いです。
東京サルサムーブ主宰 石橋ゆかり