日本とラテンのリズムの捉え方の違い

サルサダンスを20年以上教えてきていますが、私がサルサを知ったきっかけは音楽からです。
サルサというより、ラテン&ワールドミュージックが好きで聞いていて、サルサダンスという物があることを知りました。
昔の話なので、YouTubeとか、インターネットでの音楽配信などない時代なので、CDショップにいってあれこれ探していました。
今、ダンスを教えていると驚くのが、サルサの曲を聞く人が少ないことです。ダンス上達のためにも是非、サルサに限らずラテン音楽をたくさん聞いて欲しいですね。
私は音楽的には今はブラジル音楽やラテンジャズも好きで、よく聞きます。
J-POPやロックとは違うグルーブ感がラテンにはあります。
特にパーカッションのリズムが非常に複雑でそれが心地いいです。
ピアノなんかはラテン音楽では完全に打楽器として使われている感があります。
日本の音楽は古代からメロディー重視、打楽器系は「あしらう」という言葉があるように添え物として存在します。でも、ラテンはリズムが命。
そのあたりの感覚がラテンの人達のノリの良さに通じるのではないかと思っています。